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大好きな人や物を通して、いつもちいさな旅に出ています。
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非現実の王国で
   ヘンリー・ダーガーの謎

2004年

監督 ジェシカ・ユー
ナレーション ラリー・パイン
         ダコタ・ファニング





1973年、シカゴ。
ヘンリー・ダーガーという老人の部屋から、
膨大な量の日記や小説、絵が発見された。
周りの人からは「貧しい孤独な老人」としかみられていなかった。
清掃の仕事、教会でのミサ以外は自室にこもり、
ほとんど誰とも接触せず、制作活動を続けていた。

彼の人生、彼を知る人々の証言、作品を紹介するドキュメンタリー。

幼い頃に母を亡くし、妹は里子に出されてしまう。
父親と暮らしながら大好きな絵を描いていたが、
15歳のときに父も亡くしてしまう。
彼は知的障害児の保護施設に入れられてしまうが、
単身シカゴへ戻ってくる。
尼僧の宿舎清掃、病院の清掃などの職を得る。
やがて彼は自分だけの世界「非現実の王国」を作りあげる。

* * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * *

誰からも影響されない、誰からも師事を受けない。
「アウトサイダー・アート」という言葉を初めて知りました。

障害児の施設での出来事、尼僧からの仕打ち、家族の喪失。
それらが彼の心をかたくなにし、自分だけの世界を
作るようになってしまいました。

誰とも話さず、唯一大家夫婦の夫にだけは心を許していたそうです。
(疑り深いですが、「本当かな?」と思いました。)
身体の自由が利かなくなって、彼は施設に入るようになります。
大家夫婦は主がいなくなった部屋に初めて入り、
膨大な作品群を見て驚きます。
その後、施設へ見舞いに行ったときに彼に伝えます。
「作品を見たよ」と。
病床の彼は一瞬驚いた顔をしました。

彼は作品を誰かに見せるなんて望んでいない。
ヴィヴィアン・ガールズの手足を動かしたり、
空想で作った獣たちに叫ばせるなど
本当に望んでいなかったのではないでしょうか?
自己満足で終始されようとしていたものが、
社会の驚愕で偽善にすり替わってしまったような気がします。
それがなければ、私も知る由もなかったという矛盾になるのですが。
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